なぜ「1日1捨」を始めたのか
- 2022年頃から、職場で働き続けることにもんもんと疑問を持つようになった。このままここで働き続けるのだろうか?そして前々から感じていた違和感が、生きづらさなのかもしれないと思うようになった
 - 無力感もあったが、何か自分にできることを始めたくなった
 - 転職をしたり、転職活動をする勇気はなかった
 - 2022年11月に、「1日に1個だけ捨てる」ならできるんじゃないかと思い、最初の1個を手放した。百均で買った、耐熱性のマグカップだった
 
やり方は
特別なことはしていません
- 普通にゴミとして出したり、メルカリに出品することもしてみた
 - 手放すものはスマホのカメラで撮影し、「1日1捨」フォルダに保存して手放した。そうすることで手放す勢いがでたし、後から見て「やっぱり捨てて問題なかった」と思うことができたのがよかった
 - 捨てない日もあったが、翌日には2つ捨てるなどして、とにかく1日1個を目標に続けた
 - とにかく総数を減らすことが何より重要だと思った
 
実際に何を手放したか
- 明らかにゴミとなるもの(財布に入っているレシートやクーポンなど)
 - 壊れているもの、傷んでいるもの(古いストッキング、ヒビが入っているのに補修しながら使っていた収納ボックスなど)
 - 中身が古くなっているもの(調味料やコスメなど)
 - 使っていないもの(商品の空き箱、景品、読んでいない雑誌など)
 - 用途が重複しているもの(文房具、調理道具など)
 
あるもの目に付くものから、地道にコツコツと手放していく
モチベーションの保ち方
もちろん、捨てない日もありました
- 何よりもハードルを高くしないことが継続のコツ。1日1個と最小限にすることで取り組みのハードルが下がる
 - 探しても見つからない時はレシートやゴミでもいいから意識的に手放すようにした
 - 捨てない日があってもいい、別の日で多めに捨てる
 - 写真に残すことで、もの自体がなくても振り返ることができると思えた(実際は振り返ることはほとんどない)
 - 後半は「最悪、買い直そう!」と開き直りながら手放した
 
よかったと思うこと
- ものの数が少なくなり、ものからの刺激が少なくなることで、判断疲れが減ったように感じる
 - 買い物の回数が激減した(今まで、いかに無意識に買い物をしていたか自覚できた)
 - 物理的に身軽になり、いつでも引越しできると思うと、気持ちが軽くなった(これでいつでも逃げられる!)
 - 自分の中に思い込みや執着があったんだと気づいた
 - 自分の好きなものを好きと自覚できるようになった
 
デメリットは
- 過去の自分や、思い出を振り返りながら捨てるので痛みを伴います
 - 痛みを抱えて前に進みます
 - でも、ものがなくなったとしても思い出は無くならないことに気づきました
 
その後、どうしてる?
「1日1捨」フォルダには、2025年7月24日現在で、1257枚の写真が入っている
今は、ある程度数が減ったから1日1捨はしていない
相変わらず、生きづらさからは完全に脱却していないけど、ものを減らしたことで、大切なものや好きなものに集中できるようになった
新たにものを買う時は、買い替えだったり、総数を増やしすぎないようにコントロールしている感覚がもてている
手放すことは痛みを伴いながらだったけど、少しでも行動を起こしたのは間違いではなかったと思っている
  
  
  
  

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